2022年6月現在では8,000円以上にもなっています!
2000年頃の相場が1,400円程でしたので、約6倍程となっています。
金の見分け方とは?
お手元に金のようなものがあるが、本物なのか分からないということはありませんか?
「本物かどうか分からないから」
「持ってきて偽物だったら恥ずかしいし」
という理由で金の買取(売却)に悩んでいる方も多いかと思います。
手持ちの宝飾品などの「金らしきもの」が、本物なのかどうかを自身で見分ける簡易的な方法をご紹介します。
1.刻印を調べる
ご存じの方も多いと思いますが、刻印を確認することです。宝飾品などの金製品に刻まれている「K○○」といったものがそうです。金は高価な貴金属であるため、流通していることも多々あります。刻印があることで、偽物でないことを証明するのにも役立ちます。刻印は、その金の品質保証となりますし、その内容は金に関する情報を表すものとなります。
2.磁石を使う
多くの金属は磁石にくっつきますが、金は磁石にくっつきません。磁石を近づけてみて、くっつかなければ、金である可能性が高いといえます。銀など他にも磁石に反応しない金属はあるので、一概に金であるとは言い切れませんが、家庭で簡易的に判別する方法の一つとして有効ではあります。
3.色味を見る
金は純度により色味に違いが出ます。これが偽物と本物を見分けるひとつの指針となります。一般的に、純金である24金はオレンジっぽい山吹色で、純度が下がる程、そのオレンジ味が減って明るい黄色になっていき、もっと低く銅の含有率が増えたものは暗い色味をしています。
写真提供:株式会社アプレ様刻印の意味とは?
金の刻印を見てもそれがどのような意味をあらわしているか、分からないという方も多いでしょう。よく見られる刻印とその意味をご紹介します。
写真提供:株式会社アプレ様・金の純度を表す刻印
金の「純度」は金の含有率のことで、その製品がどのくらいの割合の金を含んでいるのかを表しています。多くの金製品は、金だけでできているわけではなく、この刻印によってその純度を確認することができるのです。
よく目にするのはK24やK18といった刻印で、ご存じの方も多いと思います。KはKarat(カラット)の略で、純度を表す単位です。金の純度を24分率で表したもので、「K24」なら「24金」で、純度100%の金(純金)であること、K18(18金)なら75%の含有量であることを示しています。
「K○○」以外にも、「750」や「600」と言った3桁の数字が刻印されているものも良く見かけます。これは金の純度を1000分率で表したもので、750は18金、純金は「999.9」と刻印されています。
・金メッキや金張りを表す刻印
金メッキされたものにも刻印があります。それらには、「GP」「GEP」と刻まれています。Gold Plated/ Gold Electro Plated(電気処理された金メッキ)の略で、18金でメッキをしていれば「K18GP」というように表されます。
同様に、メッキに比べてより厚く加工されはがれにくい金張りにはGF(Gold Filled)と刻まれます。
・カラーを表す刻印
先程、金であるかどうか見分ける方法に色味をあげましたが、金の中には、いわゆる「金色」でないものもあります。ホワイトゴールドやピンクゴールドなどと呼ばれるものがそうで、ぱっと見で判断できないものもあります。その際に刻印を確認し、金であるかどうかを判断することができます。
例えば、18金ホワイトゴールドの場合は、「K18WG」と刻印があります。
同様に、ピンクゴールドは「PG」イエローゴールドは「YG」、その他「RG(レッドゴールド)」「GG(グリーンゴールド)」などの種類があります。
このように刻印を見てみることで、自分が持っているものが金であるかどうかをある程度の確度で確認することができます。